仏像名

かんのんりゅうぞう(えんめい)

楽法寺
制作年代

重文
平安時代

観音立像(寺伝延命)

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

樹 種

像 高

156cm

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 ここでは公開ということは考えていないようである。そのように改めて、言われると反論したくなるのも、天邪鬼の成せる技である。
 そこで、保存のために税金を使って、収蔵庫や解説の看板等も作っている。保存の証しとして、何年か、何十年に一度かは、信者の前に姿を現わす義務が管理者には、言わずもがなで存在する。管理者の勝手な都合でその義務を果たさないのは、税金を無駄に使ったことになる。
 いや、制作を依頼した願主や制作者は、多くの人に信仰の対象として拝んでもらいたいと造っている。
 更にそれ以後、信仰の対象として拝んで来た人々の気持ちをも、一時的に閉ざしていることになる非公開という行動に抗議したい。
 さて、本像は、
 一面二眼八臂の像である。面白いことにいずれの手もグラッチェのVサインである。或いは、手刀の印である。右手の第二手のみがNO1の人差指を立てた形である。第一手は、左右共に肘を引いてV字に折り、ホールドアップ。手刀
第二手は、右手は胸の前で人差指を立て前を指さす。左手は手刀で前を指さす。
第三手、第四手は手刀で、いずれも肘を伸ばして下を指さす。動きを抑えた姿である。

観音立像1画像一覧
観音立像1
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