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仏像観て歩き 東京都編

名  称

やほてんまんぐう

谷保天幡宮

俗称又は愛称

国立市谷保5209

最寄駅

JR南武線
谷保駅

開  祖

沿  革

 谷保天満宮は、国立市の南、多摩川を臨む立川段丘の縁にあります。その由来について「武蔵国多摩郡谷保村天満宮略縁記」は、菅原道真の第三子三郎がここに流され、三郎殿を建立したこと、また、はじめ本宿村の南天神島というところに創建され、津戸三郎為守が霊夢をみて現在地に遷したこと等を伝えています。
 社叢とは、いわゆる鎮守の森のことで、参拝者はその鎮守の森のおごそかな雰囲気の中静かな心持ちで参道を進みます。
 17世紀のある時期まで甲州街道は、谷保のあたりでは立川段丘の下を通っていましたので、天満宮の本殿・拝殿は、街道に面し、南向き建てられています。
 甲州街道が段丘上を通るようになると、人の流れも変わり、参道は駅や甲州街道からこの鎮守の森を抜け、本殿に向かうようになりました。
 かつては谷保天満宮を取り囲んで、スギを主体とする鬱蒼とした森が、広がっていました。現在は、ケヤキ、ムクノキ、エノキなどが優占する林となっていますが、河岸段丘の豊富な湧水が流れ、神社に風格を添えています。
都指定天然記念物 「谷保天満宮社叢」紹介のホストカードより 2009年

私 の 想 い

 谷保天満宮は、鎮守の森が「谷保天満宮社叢」として、東京都指定の「天然記念物」になっている。写真からも判る通り、鬱蒼としております。境内には、チャボよりも少し大きい鶏が闊歩していました。
この光景を見て、田舎の同級生が曰く
「俺は、チャボっ鶏と一緒で、家の周りをカンマシテ(掻き回す)いるだけさ」
と、言っていたのを思い出す。
 遠出も出来ずに、家の付近だけをうろうろしている様を、チャボ鶏の習性に准えて上手く説明していて、彼らしく表現したと、感心しました。妙に納得してしまった言い回しに、チャボという鶏が私の中では、庭の隅々をオス鶏がメス鶏や子鶏を引き連れて、うろちょろしている様があります。
 ここの宝物殿では、一階の玄関部分で七五三の記念写真を撮るためのスタジオと化しておりました。二階に宝物が収蔵されていました。

谷保天満宮画像一覧その1
谷保天満宮画像一覧その2
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谷保天満宮所蔵仏像
獅子狛犬一対
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