20数年前にこの岩間ICには、良く通った道である。美野里園芸農協に通ったのである。また、反対の岩間町にも通った。人形店だった。正月から五月にかけて人形、鯉幟、兜などを販売していた。その後、どのようになっているか確かめたい気持ちもあるが、押せ押せの時間で、それらの店を訪ねる余裕が無い。
本堂は鉄筋の建物で防火の心配は無い。そうした点では、文化財の管理は茨城県は一通り終えているのだろう。しかし、市町村の教育委員会がもう少し、文化財の保護に力を入れる必要がある。平成大合併とかで、広域行政とか、行政の効率化とか、耳障りの良い言葉が使われている。 実際に文化財の置かれている現場を廻ると、古い市町村の教育委員会の案内板であったりする。地元の大切な文化財なら、新しい広域市町村になったのなら、新しい名前の市町村名で案内板も書き換えて紹介すべきである。新しいパンフレットもあるべきである。
これらが後回しにされ、キメ細やかさが欠け、置き去りにされるのである。結局、教育委員会の担当者が熱心か、不熱心かで細かなところは決まって来る。
これは、狭域だろうが、広域だろうがどれだけ文化財の保護と広報に力を入れているかに掛かって来ている。すると、大合併は関係なくて、担当者の問題になってしまう。
何のために大合併したのだ。大合併して、広域で、効率よく、素早く保護や広報が進むはずではないのか。教育委員会の担当者の問題か。教育委員会の人々は良く考えて見て下さい。
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