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古寺巡礼
仏像名で寺を探す
仏像観て歩き 茨城編

名  称

 じょうふくじ

常福寺

俗称又は愛称

 

茨城県土浦市下高津2丁目

最寄駅

 

開  祖

 

沿  革

 当山は東光山医王院常福寺と言い伝教大師の高弟最仙上人が開かれた寺院です。御本尊の薬師如来は、最仙上人自ら刻まれた尊像で、国の重要文化財に指定されております。

 その後、室町時代には、本堂内陣に、日光、月光、十二神将等の脇侍仏を配して、山容は大きく整いました。

 徳川初期、宗観大徳晋住のとき、その徳風を慕って多くの信徒が群り集まり、寺運は益々隆盛に至りました。当山の基礎もかたまり、七堂伽藍も完備して、常総一帯の名刹としての壮観を現わしました。

 以来、六十三代、1080年の永い間、当山が存続できたのも、ひとえに檀信徒の皆様をはじめ、地方の方々、有縁の方々のおかげであります。

゛八難九厄を除き、願望悉く成就する開運厄除け゛

の御本尊「薬師如来」との法縁をさらに強く結ばれるようにご案内致します。

「東光山 常福寺」縁起より 2010年

 

私 の 想 い

 調べた資料から常福寺に電話をしたところ、同名の寺で薬師如来像は無いという。所在地も違う。そこで104で上記の住所の常福寺の電話番号を聞き、訪問する事になった。

 ところが、間違った電話番号をそのままにして、カーナビを電話番号で検索してしまったので、どうも、土浦市で無い方向にカーナビが案内をする。

 おかしい、おかしいと思い、電話番号の間違いを思い出し、改めて、住所でカーナビを入力し直ししました。便利な器械も思わぬところに落とし穴があるものです。

 30数年前に、何遍も通った浦和から土浦に行く時に使った道沿いにある様に、地図で見ていたので、大怪我をせずに済みました。さて、常福寺には、大きな銀杏の木が二本ありました。鉄筋の本堂で薬師様を拝観しました。

 平成27年3月の第八十六回「仏像観て歩き」で訪問しました。春の彼岸の日曜日で墓参りの人達で境内には、結構お客様も多い。

 今回の「仏像観て歩き」の目的は、鉄製の鋳造阿弥陀如来立像が昨年国指定の重要文化財に指定されました。その鋳造仏の原型が大洗町の西光院の木造阿弥陀如来立像だという。

鋳造仏を拝観した時に、衣の右襟の形や処理の仕方が、鎌倉時代の仏師快慶作の3尺阿弥陀立像の後期作の特徴に良く似ており、原型を拝観して確かめたいと思っていた。

 西光院だけでは勿体無いので、この常福寺の薬師様と鉾田市の福泉寺の清凉寺式釈迦如来立像を拝観する事にしました。

 

常福寺画像一覧その1
常福寺画像一覧その2
常福寺画像一覧その3
常福寺所蔵仏像
薬師如来坐像
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