仏像名

みろくぶつりゅうぞう

弥勒教会
制作年代

重文
鎌倉時代

弥勒仏立像

様 式

宝治元年(1247)

俗称又
は愛称

製作材質

木造、漆箔
玉眼

樹 種

像 高

177cm

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 今回の地震で倒れたとのことでした。光背は割れて傍らに寄せてある。前には花祭りの潅仏の用意がされている。その前で教会の人々が、神妙な顔をして車座になって、今後の話し合いの最中でした。
 右手は脇を締めて、肘をV字に折り、指先を上にして手の平を正面に向ける。左手も脇を締め、肘をくの字に曲げ、手の平を正面に向けて与願印である。
 頭は螺髪の捻じれたボツボツ頭である。通肩の衣装の如来形である。施無畏印と与願印の釈迦如来と言っても良いのではないか。弥勒仏でも好い。
 どうして、こんな地方の寺なのに釈迦如来でも、薬師如来でもなく弥勒仏なのだろうか。一般的な仏でなく弥勒仏ということに注目してしまう。

弥勒仏立像画像一覧
弥勒仏立像
弥勒教会に戻る