仏像名

 しょうかんのんぼさつざぞう

浄光明寺

制作年代

重文

鎌倉時代

聖観音菩薩坐像

様 式

正安元年(1299)

俗称又

は愛称

 

製作材質

木造、金泥

玉眼

樹 種

 

像 高

106cm

製作者

 

安置場所

収蔵庫

 

開扉期間

 

解 説

 

私 の 想

 向って右側に座る。右手は、手の甲坐禅組んだ右ふくらはぎに着ける。左手は、肘をVの字に折って、左胸の前で蓮華の蕾を持つ。足は完全に組上げていない。左足が前に出ている。

 平成21年12月の第二十四回「仏像観て歩き」で二度目の拝観をしました。左足先が前に投げたされている。そんな意味では、完全な坐像ではないのかも知れない。

 しかし、この投げ出された足まで含めて、勢至菩薩と左右対称になっているのである。そして、いずれも阿弥陀様に甘えるように、首を阿弥陀様の方向に傾けているのである。

 

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聖観音菩薩坐像
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