仏像名

ふりがな じぞうぼさつりゅうぞう

寿福寺
制作年代

重文
鎌倉時代

地蔵菩薩立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造、彩色玉眼

樹 種

像 高

168cm

製作者

安置場所

開扉期間

解 説

 宝珠と錫杖をもち袈裟をまとう。この時期には珍しく、蓮台まで一木から彫り出され、顔は仮面状に矧ぎ玉眼を入れる。端正で優美な作風。
「日本の仏像 高徳院鎌倉大仏と鎌倉の古仏」より 講談社 2007年

私 の 想

 右手は肘を折って、腰の前で錫杖を握って持つ。左手は脇を締めてL字肘を折り、前に出して手の平に宝珠を載せる。
 腹の前から衣文線がU字に十二、三波打って垂れ下がる。少年のお顔のお地蔵さんである。

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地蔵菩薩立像
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地蔵菩薩の考察