仏像名

ふりがな ゆくしにょらいざぞう

寿福寺
制作年代

重文
鎌倉時代

薬師如来坐像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

銅造、鍍金
漆箔

樹 種

像 高

53cm

製作者

安置場所

開扉期間

解 説

私 の 想

 檜や針葉樹で制作することが多い鎌倉時代に、この薬師如来像は珍しく銅造である。同銅造で運慶の四男康勝作が、奈良・法隆寺金堂に阿弥陀如来像と観音・勢至の三尊形式を制作している。そのように慶派には、銅造の技術は継承されている。そのこととこの像と直接関係あるかどうかは判らない。しかし、関係があるという方が、夢があって面白い。
 学術的に研究している訳ではないので、歴史を面白く観て行く方が楽しい。歴史を逆流させて考えるのは良くない。この場合は、整流いや清流である。

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薬師如来坐像
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