仏像名

ふりがな   やくしにょらいざぞう

来迎院
制作年代

重文
平安時代

薬師如来坐像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造
漆箔

樹 種

像 高

89cm

製作者

安置場所

開扉期間

解 説

三尊の中心には、等身の本尊薬師如来を安置する。目鼻の小さい童顔、少し肥り気味で大衣を着し、手には薬壷を持ち結跏趺座する。その相好には、定朝の作風が漂う。
 当院の薬師如来は、古来より耳の薬師として、人々の信仰を集めてきた。東方浄瑠璃世界の教主として、閑寂の中に優雅なお姿を顕現されている。
「来迎院」縁起より

私 の 想

右手は脇を締めて肘を折り、前に出して施無畏印を結ぶ。左手も脇を締めて肘を左太腿に置き、手の平に薬壷を乗せる。両頬が福与かでやさしい、お顔の薬師さんである。
 左に阿弥陀様、右にお釈迦様を従えて、偉い御二人だけに気疲れは大変なものがある。降摩座に座り右足の膝の内側に左の爪先がある。本当に
「お疲れ様です」
と声を掛ける。

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