古寺巡礼
トップページに戻る。 仏像名で寺を探す


仏像観て歩き 奈良編2

名  称

おきおんじ

置恩寺

俗称又は愛称

北葛城郡新庄町寺口

最寄駅

開  祖

沿   革

 自主管理の無住の寺である。拝観は葛城市教育委員会に問い合わせると好い。

 平成17年4月の「仏像観て歩き2」での記述では、次のように記している。
次に、当麻寺とそう遠くないところに在る筈の置恩寺である。資料には置恩寺とあるが本当は別の名前ではないだろうかと疑ってしまう。近くを往たり、来たりを繰り返し、西方寺を見つけたと同様にそれらしき収蔵庫があった。するとここも無住の寺である。
 葛城市教育委員会の名で十一面観音像の説明がされていて、例のように電話をして、管理者を突き止める。この地区の区長さんが管理しているという。
 電話をするが、留守番の方が出たが、また後で電話をしますとした。場所さえ判れば、時間を掛ければこちらのもの、もう観たも同然である。明日また来ようとである。
 区長さんと連絡が取れ、明日九時に置恩寺で会う事にした。先日の西方寺の事もあるので、七時前にはホテルを出る。今日も道に迷うといけないので、少し遠回りはするが、昨日当麻寺に行った当麻寺からと考えた。
 当麻寺はシルエットが大好きな二上山の麓である。大和盆地の何処からでも、目に付く山であるから、心配ない。
 当麻寺で八時であり、ここまで来れば、もう幾らも掛からない。そこで、コンビニで区長の芦高さんへの手土産とサンドイッチを買う。
 置恩寺の駐車場に着いて、下の方を見ると朝モヤと、昨夜の雨の影響で、空気がまだ淀んでいる。
 しかし、大和三山が盆地の中に見える。大和に来ていると言う事だ。天気はだんだん良くなるようである。サンドイッチを食べて、置恩寺に行くとまだ、早く来ていない。
 しばらく、周辺を歩いていると、垣根越しに名前を呼ばれる。我々年配の人であった。
開けてもらうと、中から褐色の美人が現われた。
 息を呑むような美人である。必死で記録を取る。いつもの記録の順番があり、順に取って行く。最後に顔の部分となるのが、パターンである。内容については、後日「仏像観て歩き」奈良編、置恩寺にてご覧下さい。楽しみです。
 西方寺でも写真が撮れたので、思い切って、問うてみた。良いと言う。三脚があればと思いつつ撮る。
 この仏像の綺麗なのは、右の腕と指先である。思わず息を呑んで魅入ってしまう。写真でその一端が出ているでしょうか。芦高さんに管理がどうなっているのか聞いて置く。
 この分では、病み付きになる仏像の一つになる。区長が交代で管理していると言う。葛城市の教育委員会に聞けば良い。芦高さんにもまた、来ますと宣言した。

置恩寺画像一覧 置恩寺の写真が楽しめます。
十一面観音画像一覧 美人の十一面観音をご覧下さい。
置恩寺所蔵仏像
十一面観音立像
置恩寺に戻る

ご意見、ご感想をお聞かせ下さい。

お礼とお詫びとお断り
当寺の記述を最後まで、ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
厚く御礼申し上げます。下記の通り、お詫びとお断り申し上げます。

1.        仏像の写真を紹介出来なかった事です。勝手に掲載しませんでした。
2.        絵葉書、仏像解説書、国宝写真集等々で、有名な仏像については、ご覧になれる機会は多いと思います。
3.    それ等をご覧になりながら、もう一度ここにお越し下さい。 また、別の仏像の楽しみ方が出来ると思います。

4.        ここでは、国宝と重要文化財の指定を受けている仏像を紹介しております。
5.
   「国宝・重要文化財大全」彫刻 毎日新聞社 1998年より選定しました。
6.        像高も上記大全のものを小数点以下切捨てで、記載しました。寺や解説書等と多少違うかも知れません。
7.        掲載した「沿革」と「解説」は寺から頂いた資料や手持ちの解説書からのものを掲載しております。

8.        一番は、実際に寺に行ってご覧になることです。
9.    一つでも好きな仏像を決めて、訪ねると一層「仏像観て歩き」が楽しくなります。      以上