仏像名

ふりがな  せんじゅかんのんざぞう

葛井寺
制作年代

国宝
奈良時代

千手観音坐像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

脱活乾漆造
漆箔

樹 種

像 高

131cm

製作者

安置場所

本堂

開扉期間

解 説

 野球場で知られた近鉄藤井寺駅の近くにある、剛琳寺の本尊千手観音像である。この像の張りのある姿や引締った頬の表現は、天平時代の制作であることを物語っている。
「日本の彫刻」 久野健編 吉川弘文館 1968年より

私 の 想

 葛井寺では、毎月18日を縁日に指定している。門前市を為すで、多くの露天の店が出ている。
 参拝者も多く、寺の説明を二回ほど聞いた。小さい手が1001本、中位の手に仏具を持つ手が40本、1番大きな手が2本の全部で、1043本あったという。千本を越えているので、千手観音で間違いない。
 千本も取付けるのであるから整然と並べないと収まりきれない。波を打つように並んだ手がとても綺麗である。
 お顔の表情も穏やかで、賢く出来ていて観音さまに相応しい。縁日だけの公開で参拝者も多くゆっくりと拝観出来ないのが残念である。

千手観音坐像画像一覧その1
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