古寺巡礼
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仏像名で寺を探す
仏像観て歩き
静岡県編

名  称

ずいりんじ

瑞林寺

俗称又は愛称

富士市松岡

最寄駅

JR身延線
竪堀駅

開  祖

沿  革

宗派 黄檗宗
 曹洞宗・臨済宗と共に禅宗三派の一。

本山 黄檗山万福寺
 京都府宇治市五ヶ庄。 JR奈良線黄檗駅 徒歩5分。

宗祖 道元禅師
 中国福建省黄檗山萬福寺の住持。請われて承応三年(1653)渡来。 広大な萬福寺を創建する。

開山 鉄牛禅師
 黄檗の二鉄と称され一切経の木版を大変苦心の末作られた鉄眼禅師の兄弟子で、治山治水の権威。
 江戸幕府に重く用いられる。

開基 駿州代官古郡孫太夫重政公
 加島新田開発の為三代34年を要して雁堤を完成。加島五千石を為した富士市の大恩人。

鐘楼
 重層の鐘楼。上部の屋根の垂木が扇の如く広がる珍しい建築様式で、扇面垂木と称す。貴重な建物で
 ある。

「福寿山 瑞林寺」パンフレットより 2012年

私 の 想 い

 静岡県内の重文指定の仏像を探している中に出て来たのが、瑞林寺の地蔵菩薩坐像である。そして、急遽訪問することになりました。
 個人では中々難しい拝観も「仏像観て歩き」という団体になると威力を発揮する。今回は参加人数が平日のため少なく4名でしたが、いつもは10名前後の参加者で拝観している。そうした意味では、この団体も存在価値も出て来たし、会員からも支持されて来た。それだけにこれからも期待に応えられる企画を組まないといけない。初夏の暑い陽光に照らされて、汗を掻きながら重層の鐘楼の前まで辿り着いた。
 鐘楼脇から境内に入っていった。境内を中に入って正門に向かった。何と正門から枡形の石垣でまるで城のようである。寺が城のような要塞というのも、時代を映し出しているのだろう。本堂も本堂らしからぬ建物である。境内の奥まった処に来意を告げると、別のお宅であった。収蔵庫は本堂の右手にあって、前には池が配置されている。池では鯉が勢い良く泳いでいる。

瑞林寺画像一覧その1
瑞林寺画像一覧その2
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瑞林寺所蔵仏像
地蔵菩薩坐像
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