仏像名

 にっこうぼさつりゅうぞう

黒石寺
制作年代

    県文化財
平安時代

日光菩薩立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造、
漆箔、

樹 種

像 高

100cm

製作者

安置場所

本堂

開扉期間

解 説

 日光・月光菩薩は薬師如来の浄土である東方浄瑠璃世界の上首菩薩と説かれ、薬師如来を本尊とする三尊形式で表わされる。
 本像は藤原基衡公寄進仏として岩手県奥州市の黒石寺に護持されてきた。その優美で穏やかな作風は和様菩薩形像の典型的作風を示している。
 黒石寺には本尊の薬師如来坐像(九世紀・重文)を始め、九世紀から十二世紀にかけての特徴的な作例が現在に伝えられ、東北地方の彫刻史上欠くことの出来ない古刹である。
「平泉 伝承の諸仏」より 中尊寺 平成二〇年十月

私 の 想

 平成24年5月に第五十八回「仏像観て歩き」東北編で「仏像観て歩き」の仲間と訪問したときには、次のように書いている。
 右手は肘を伸ばし、軽く手首を曲げ、地上を押さえる感じにする。左手は肘をL字に曲げ前に出し胸の前に抱え込む。左に腰を寄せて、上体を右に傾ける。両手は左右同形だが、上体は左右に離れるように分かれる。この辺りが同形の様な、違うような感じである。
 平安時代の奈良・京都の仏師の影響化にある仏師に拠って造られた中尊寺の各壇の仏像から、脱して新たな独創的な造形を造ろうとした野心的な脇侍像なのだろう。

日光菩薩立像画像一覧その1
日光菩薩立像画像一覧その2
日光菩薩立像
黒石寺に戻る