仏像名

にらんばざぞう

成島毘沙門堂
制作年代

    重文
平安時代

尼藍婆坐像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造、
素地、

樹 種

像 高

約60cm

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

尼藍婆、毘藍婆と称し、毘沙門天の侍仏として左右に安置され、刻みは簡潔素朴、量感が豊かで、然も気迫のこもった仏像で、大正九年国宝に指定、昭和25年には毘沙門天と共に重要文化財の指定を受ける。
「泣き相撲の宮 熊野神社 参拝のしおり」より 2012年

私 の 想

 兜跋毘沙門天像を両手の手の平で受け止める、地天女を両脇で支えるのが、尼藍婆であり、毘藍婆の二人の婆母である。要するに毘沙門天は、女性に支えられた母系家族の人で在ったようです。北方に対する恐れがこれ程にも強いのかと、改めて思い知らされる。それも女性に支えられてである。

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尼藍婆坐像
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