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仏像観て歩き 東北編

名  称

ふりがな

ちょうりゅうじ

長隆寺

俗称又は愛称

福島県いわき市四倉町長友字大宮作218

最寄

開  祖

沿  革

 当山は南北朝時代(1335)、磐城次郎朝義公が当初に館を創建す。朝義公の長子千鶴丸(元服後、長隆公)の勧学所として現本堂の場所に建立し、恵日寺の恵哲和尚に師事し学問 を修す。
 その後、長隆公早世する及び長隆公の持仏の阿弥陀如来を本尊として貞和三年(1345)に無量山阿弥陀院安養寺と称し恵哲和尚を開山とする。
 長隆公の弟貞隆公館を他所移築するに及び堂宇荒廃す。天文五年(1536)恵日寺第七世雄仁和尚深く霊場の潰滅を恐れ堂宇の回復をはかり、ついに復興す。その故に雄仁和尚を中興開山第一世とし寺号安養寺から長隆公のお名をとり長隆寺と改め現在に至る。本堂の右朱塗りの地蔵堂に安置されている地蔵尊は鎌倉円覚寺の長老より贈られた仏像にて鎌倉時代の仏師安阿弥快慶作と伝えられ、朝義公の夫人が夫朝義公と長隆公の菩提を弔うため尼となりこの地蔵尊を安置したとのこと。
 江戸時代平藩主内藤義泰公この地蔵尊を信仰し延宝四年五月(1677)に地蔵尊を城内に移す。その子義孝公嗣ぐに及び貞亨三年七月(1686)当山に復皈し現在に至る。
長隆寺縁起より 2010年

私 の 想 

 長隆寺は恵日寺に行く前に判っていたので簡単に行くことが出来たのだが、それまでに時間を費やしたので、遅くなってしまいました。四時近くなっていて、寺の住職も待ちくたびれていた様子でした。到着早々に地蔵堂に案内されて、地蔵菩薩立像を拝観することが出来ました。

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