仏像名

ふりがな たいしゃくてんりゅうぞう

根津美術館
制作年代

重文
鎌倉時代

帝釈天立像

様 式

建仁元年(1201)

俗称又
は愛称

製作材質

木造、彩色

樹 種

像 高

183cm

製作者

定慶作

安置場所

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 根津美術館の学芸員の方が持って来た「国宝・重文大全」には、別の帝釈天立像の写真が載っていて、制作年は、翌年の建仁二年になっていた。
 私も、動転していて所蔵の存在を詳しく確認出来なかった。しかし、最後の索引の欄で根津美術館の所蔵を拝見すると、十一面観音立像と地蔵菩薩立像となっていた。
 右手は肘をV字に折り手の平を正面に向ける。手首を返し指先を上にして、キツネの指型である。左手は蓮華の蕾を持つ。甲冑を下に着込んだ、まさに武人である。
 対の興福寺国宝館の梵天立像は、しとやかな感じの女性的な梵天像である。像高も同じ181cmである。

帝釈天立像画像一覧
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