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古寺巡礼
仏像名で寺を探す
仏像観て歩き 茨城編

名  称

ふりがな

ふどういん

不動院

俗称又は愛称

茨城県つくばみらい市板橋2370-1

最寄駅

開  祖

沿  革

私 の 想 い

 東京近郊で国の重要文化財に指定された仏像を拝観したいという希望を持っています。そこで、茨城県の教育委員会HPで調べて、今回の企画をしました。この不動院が今年の初不動の縁日で、不動明王と二童子像がご開帳になるという。その初不動の日が1/28 でした。
 境内には、たくさんの屋台のお店が並んで、開店の準備をしていました。山門の仁王門は、改装中でありました。中の仁王像は、休憩所の隅で休んでおられました。
 10時からご開帳とのことでしたので、一時間ほど待つことになる。タイトなスケジュールを組んだために、後のことが気懸りである。4人の僧侶でご開帳式と護摩供養が始められました。
 お経の声と太鼓でリズミカルに行われる。音楽的にも美しくて、気持ちが好い。こうしたところにも、この寺の繁栄振りがうかがえる。
 十時までに時間に余裕があるので、休憩所でお茶をご馳走になっていました。揃いの紫の羽織を背負った女性一団の信者らしき10名ほどもテーブルに座っていた。その内、声を合わせて、吟唱し出しました。右手に鎚、左手に鈷鈴を持って唱に合わせて鎚を打ち、鈷鈴を揺する。
 ご開帳式で判ったのだが、この信者一団は、本番前の練習をしていたのである。十時少し前に本堂に行って見ると、すでに中は一杯の人が座っている。この信者一団は、外陣の最前列に横一列に並んで式では、吟唱し鎚を打ち鈷鈴を揺すり、式をリードする。
 この信者一団が式を荘厳なものにしてくれたのである。鈷鈴の音が澄んだ音色で本堂に響き渡る。
 そして、お厨子の扉が開けられました。扉は扇子折りに折り畳んで左右に開けられました。中には不動明王と二童子像である。外陣からの拝観であるので、細かなところは判らない。
 新しい年になって「仏像観て歩き」も身近なところにある仏像を拝観することに力を入れようと思いました。東京、神奈川、千葉と廻ったので、茨城に焦点を当てて見た。新しい年になってご開帳で拝観出来る仏像は無いものか。まず、茨城県に所蔵されている国指定重要文化財の仏像を県教委のHPで所在と仏像名を調べました。
 すると、この不動院の不動明王像が1月28日に年一度のご開帳と聞きました。この不動院を中心にして、調べた寺に1/28の拝観が可能かどうかを電話でお願いしました。距離的には、強行軍だが全部で五ヶ寺の許可を頂きました。
 大よその訪問時間を事前に電話でお伝えして置きました。ところが、最初の不動院で一時間ほどご開帳時間まで待つことになってしまったのである。後に廻る寺の時間が押せ押せになってしまったのである。

不動院画像一覧その1
不動院画像一覧その2
不動院画像一覧その3
不動院画像一覧その4
不動院所蔵仏像
不動明王立像
矜羯羅童子立像
制托羅童子立像
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