仏像名

ふりがな  やくしにょらいりゅうぞう

宝菩提院
制作年代

重文
平安時代

薬師如来立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造、彩色
漆箔

樹 種

像 高

110cm

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

左手に薬壷を持った藤原時代のやさしいお顔のお姿です。古くは疫病の知識が少なかったので、疫病撲滅や平和でありますようにと国土安泰などお願いしました。現世利益と言って生きている間の事をお願いします。
 死後の極楽浄土を、お願いする阿弥陀様は、西方極楽世界におられますが、現世利益をお願いする薬師様は、東方浄瑠璃世界におられますので、薬師東方瑠璃光如来と言います。
「願徳寺」縁起より

私 の 想

右手は施無畏印で正面に手の平を向けている。左手は肘を曲げずに下に降ろし、手首だけ曲げて、薬壷を乗せている。
 光を放射した光背を背負い、蓮華座に立つ。両太腿からは衣文を刻まずに木目がそのままである。
 1m位の小さな薬師さんであるが、威厳のある薬師さんだ。

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