古寺巡礼
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仏像観て歩き 京都編1

名  称

ふりがな

ほうぼだいいん

宝菩提院

俗称又は愛称

願徳寺

京都市左京区大原野南春日町1223-2

最寄

開  祖

沿  革

白鳳八年(679)持統天皇(天武天皇の皇后)の願いによって向日市寺戸に創建された寺である。応仁の乱と信長の兵火によって、ことごとく諸堂を焼失した。
 昭和に入り諸堂の荒廃が進み、本尊如意輪観音及び諸仏は、昭和37年に寺戸より、勝持寺(花の寺)に移動安置され、本堂、庫裡は昭和48年にこの地に再建された。平成8年に勝持寺より、願徳寺に帰座された。
「願徳寺」縁起より

私の想い

胸のつかえが取れた様な気がした。昭和45年に初めて如意輪観音を拝観した時は花の寺だった。資料には宝菩提院となっており、不思議に思っていた。願徳寺縁起を読んで納得した。
 二度目の今回、ここに来るまでにも、いろいろあったという事だ。前回は、不正入門をしました。遅い時間になってしまい、閉館の時間になっていた。
 実際は、大阪の八尾市に住んでいたのだが、群馬から来たと言って拝観させて頂いた。勝持寺の参道を登って行くと勝持寺の山門前に宝菩提院(願徳寺)への矢印の案内が出ている。石垣の壁沿いに行くと石垣が無くなる。そこに細い石段がある。石段を登り詰めると願徳寺の入口がある。受付で拝観と抹茶を頂いて、600円という。
 今日は閉館までは充分な時間がある。収蔵庫でゆっくりと如意輪観音と対面出来た。拝観後、抹茶を頂く事になり、別の部屋に入るとそこからの眺めは、最高である。向日町、長岡京市が一望である。抹茶と眺望の二つを味わう事が出来た。

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当寺の記述を最後まで、ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
厚く御礼申し上げます。下記の通り、お詫びとお断り申し上げます。

1.        仏像の写真を紹介出来なかった事です。勝手に掲載しませんでした。
2.        絵葉書、仏像解説書、国宝写真集等々で、有名な仏像については、ご覧になれる機会は多いと思います。
3.    それ等をご覧になりながら、もう一度ここにお越し下さい。 また、別の仏像の楽しみ方が出来ると思います。

4.        ここでは、国宝と重要文化財の指定を受けている仏像を紹介しております。
5.
   「国宝・重要文化財大全」彫刻 毎日新聞社 1998年より選定しました。
6.        像高も上記大全のものを小数点以下切捨てで、記載しました。寺や解説書等と多少違うかも知れません。
7.        掲載した「沿革」と「解説」は寺から頂いた資料や手持ちの解説書からのものを掲載しております。

8.        一番は、実際に寺に行ってご覧になることです。
9.    一つでも好きな仏像を決めて、訪ねると一層「仏像観て歩き」が楽しくなります。      以上