仏像名

ふりがな たもんてんりゅうぞう

興福寺
制作年代

国宝
鎌倉時代

多聞天立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造
彩色

樹 種

ヒノキ

像 高

197cm

製作者

安置場所

南円堂

開扉期間

解 説

 南円堂須弥壇四方に安置される。持国天像は右手を曲げ、剣を持ち左手で峰を受ける。増長天像は右下を向き、左手を振上げ戟を持ち、右手は作拳し腰に当てる。広目天像は左手を振上げ戟を持ち、右手は作拳し右脇腹に構える。多聞天像は左斜上方を見上げ、左手に多宝塔を高く掲げ、右手は曲げ胸前で戟を持つ。
 いずれも沓をはき、岩座に立つ。持国天像と増長天像は腰を右に、広目天像と多聞天像は腰を左にひねる。動きも大きく力強く鎌倉再興期を特徴づける。
「興福寺」法相宗大本山 興福寺より

私 の 想 い

 右手は肘を横にして、胸のところで戟を立てて握る。左手は肘を伸ばして手の平に多宝塔を載せて頭上にかざす。
 このお堂の方々は全員が国宝でいらっしゃる。

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