古寺巡礼
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仏像観て歩き 奈良編4

名  称

ちょうがくじ

長岳寺

俗称又は愛称

天理市柳本町508

最寄駅

JR桜井線
柳本駅

開  祖

沿   革

我が国の歴史発祥のところ「山辺の道」に残る古刹釜ノ口山「長岳寺」は、天長元年淳和天皇の御勅願により、弘法大師が元官幣大社大和大明神の神宮寺として創建された。
 長岳寺の寺領は「大和」の国名発祥の旧地である。弘法大師当時創建以来、今に至るまで春秋千百五十年、その間幾多の盛衰があるが、弘法大師の霊場として、今に伝わる名刹である。
 現在境内地12,000坪、春は桜、平戸つつじ、秋は楓の名所である。また寺内には多くの古文化財を保存している。
 長岳寺境内12,000坪に亘り、八十八ヶ所霊場、弘法大師尊像の石仏あり。江戸時代に曇如上人の開創で、毎月21日の弘法大師御命日には参拝者その趾を絶たない。
「長岳寺縁起」より

 平成17年4月の「仏像観て歩き2」では、次のように記述している。
大安寺の仏像調べを全部終了して、十一時半であった。これから、天理の先まで行きながら、昼食を食べようと思う。昼食は労働者の昼飯のラーメンライスにする。特に美味しい事もない。
 長岳寺には、何遍も来ているのに、見落として通り過ぎてしまった。直ぐ気が付き、引き返す。右側に大きな看板があったのを、左側を見ていて気付かなかったのだ。
 天理市が「山辺の道」の観光に力を入れている具合が判る。「山辺の道」とは、大和盆地の山麓の東端を南北に歩いた古道である。この道を「カニ族」が徘徊する訳で、昔若者が北海道から今大和にまで、徘徊を延して来たのである。その中心の観光拠点の目玉が「長岳寺」である。
 隣接して天理市が「カニ族」のために、何やらセンターという名前の立派な休憩所を造って、「山辺の道」や歴史を説明する遺物を揃えて展示している。駐車場もあり、そこにお世話になりました。
 長岳寺でも、例の「カニ族」が小グループで、徘徊していた。軽登山用の服装でナップサックがここでの衣装装束のようである。本当の「カニ族」は頭の上に被さる程に大きなリュックサックで歩いている姿から付いた名前である。
 ここでも、ゆっくりと拝観出来て、良い時間を過ごした。長岳寺も「花の寺」として売り出しているようで、何処の寺でも、目玉の観光資源を開発している。大きなツツジが目につき、後、2、3週間後は、さぞ見事な見映えになる事でしょう。

長岳寺画像一覧 長岳寺の写真をご覧、お楽しみ下さい。
長岳寺花華一覧その1 長岳寺の花々の写真をご覧、お楽しみ下さい。
長岳寺花華一覧その2 長岳寺の花々の写真をご覧、お楽しみ下さい。
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阿弥陀如来坐像 勢至菩薩半跏像 聖観音菩薩半跏像
増長天立像 多聞天立像

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お礼とお詫びとお断り
当寺の記述を最後まで、ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
厚く御礼申し上げます。下記の通り、お詫びとお断り申し上げます。

1.        仏像の写真を紹介出来なかった事です。勝手に掲載しませんでした。
2.        絵葉書、仏像解説書、国宝写真集等々で、有名な仏像については、ご覧になれる機会は多いと思います。
3.    それ等をご覧になりながら、もう一度ここにお越し下さい。 また、別の仏像の楽しみ方が出来ると思います。

4.        ここでは、国宝と重要文化財の指定を受けている仏像を紹介しております。
5.
   「国宝・重要文化財大全」彫刻 毎日新聞社 1998年より選定しました。
6.        像高も上記大全のものを小数点以下切捨てで、記載しました。寺や解説書等と多少違うかも知れません。
7.        掲載した「沿革」と「解説」は寺から頂いた資料や手持ちの解説書からのものを掲載しております。

8.        一番は、実際に寺に行ってご覧になることです。
9.    一つでも好きな仏像を決めて、訪ねると一層「仏像観て歩き」が楽しくなります。      以上