古寺巡礼
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仏像観て歩き 奈良編4

名  称

ゆうねんじ

融念寺

俗称又は愛称

生駒郡斑鳩町神南3-5

最寄駅

JR大和路線
王子駅

開 

沿   革

平成17年4月の「仏像観て歩き2」では、次のように記述している。
毎日、朝少しパソコンを処理していると、どんどん時間が過ぎて行く、七時にはホテルを出ようと思っていたが、実際は八時半である。パソコンは便利な反面、時間の浪費機器である。とは言うものの、こんな資料を作れるのも、パソコンである。
 実はワープロが出た頃に、ワープロで古寺巡礼の資料の一部を創り始めていたのだが、文章だけは出来ても、写真は別に作らなければならない。東大寺から始めて東大寺が終らずに、時間が過ぎてしまった。
 また、最初に「仏像観て歩き」らしきものをした時には、手書きで、下手な文字で、今回はまだ行っていない、大安寺、福智院、十輪院、元興寺辺りはまとめた事がある。
 手書きで下手な文字で、とてもさまに成ならない。いつか、さまに成る資料を作りたいものと思っていた。その意味ではパソコンは便利で都合が好い。
 しかし、それを使い倒す根性と技術レベルを上げないといけない。根性は有っても、技術レベルの向上が、時間との戦いになって来るのだろうと思う。
 インターネット喫茶で第11日の送信を十時に終えて、今日の予定の融念寺に向かう。昨日の吉田寺の先で、インターネットで出した地図を頼りに行く。竜田川沿いにある。
 あれ。竜田川。何処かで聞いたことのある名前だ。落語の「たらちね」かな。耳の奥に
「つるじょ、つるじょと申すせしは・・・」
とかいうのではなかっただろうか。
 川向こうに小学校が見える。時折校内放送が聞こえる。門前の枝垂れ桜も散り始めて若葉の緑と花のガクの赤と花弁のピンクの三色が入り混じっている。
 拝観をお願いに自宅の方に行くと、若い奥様がジーパン姿で現われた。収蔵庫の鍵をあけ、扉を開けると、二つの像が現われた。中央に念仏用の座布団が置いてある。その前でまずは、ご挨拶をする。
 私が記録を採っている間、奥様は入口脇で正座をされたままであった。それに比べ床に足を投げ出して、バインダーに挟んだ資料を基に仏像と対面している姿の対照的な事か、苦笑しながら続けた。

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お礼とお詫びとお断り
当寺の記述を最後まで、ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
厚く御礼申し上げます。下記の通り、お詫びとお断り申し上げます。

1.        仏像の写真を紹介出来なかった事です。勝手に掲載しませんでした。
2.        絵葉書、仏像解説書、国宝写真集等々で、有名な仏像については、ご覧になれる機会は多いと思います。
3.    それ等をご覧になりながら、もう一度ここにお越し下さい。 また、別の仏像の楽しみ方が出来ると思います。

4.        ここでは、国宝と重要文化財の指定を受けている仏像を紹介しております。
5.
   「国宝・重要文化財大全」彫刻 毎日新聞社 1998年より選定しました。
6.        像高も上記大全のものを小数点以下切捨てで、記載しました。寺や解説書等と多少違うかも知れません。
7.        掲載した「沿革」と「解説」は寺から頂いた資料や手持ちの解説書からのものを掲載しております。

8.        一番は、実際に寺に行ってご覧になることです。
9.    一つでも好きな仏像を決めて、訪ねると一層「仏像観て歩き」が楽しくなります。      以上