仏像名

 とばつびしゃもんてんりゅうぞう

藤里毘沙門堂
制作年代

    重文
平安時代

兜跋毘沙門天立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造
素地、

樹 種

像 高

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 右手は脇を少し開けて肘をL字に折り、前に出し右脇腹の前で縦にグーを握る。左手も脇を少し開けて肘をV字に折り、手の平を上に脇の下の高さにしている。手の平には、多分多宝塔があったのだろう。
 両袖が振袖ほどではないが、長く垂れ下がる。鉈彫りのノミ痕が横目で刻まれる。地天女が手の平を肩の高さに揃えて、毘沙門天の両脚を支え持つ。地天女の真一文字に刻まれた両目が、笑みを浮かべているようで可愛い。
「お嬢様、力持ちで可愛い」
と、お声を掛ける。
「私の弟よ。あなたも応援して頂戴。私が応援しないと駄目なのよ。」
と、重さを感じさせないで平然としている。
 平成24年5月に第五十八回「仏像観て歩き」東北編で「仏像観て歩き」の仲間と訪問したときには、次のように書いている。
 この兜跋毘沙門天像は、未だ少年兵の守り神である。少年毘沙門天を雄雄しく、立派に一人前に魅せ様と、地天女に扮した姉上が力強く下で支えている。北国の女性は力強いし、粘り強い。弟の為なら、じっと我慢強く下で黙して耐え忍ぶ。姉上のこうした支えでもって、期待に違わぬ活躍をしなければならない。この少年兵ならば出来る。

毘沙門天立像画像一覧その1
毘沙門天立像画像一覧その2
毘沙門天立像画像一覧その3
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毘沙門天の考察