仏像名

ふりがな がっこうぼさつりゅうぞう

薬師寺
制作年代

重文
鎌倉時代

月光菩薩立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造、
漆箔

樹 種

像 高

158cm

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 右手は肘をV字に曲げ前に出し、月輪を着けた蓮華の茎をやはり、キツネの指型で持っている。左手は肘を伸ばしてそのまま下に下ろす。手の平は幾分内向きに開いている。
 この月光菩薩像と日光菩薩像とが、中央の薬師如来像を挟んで、左右対称形になっている。それぞれ、内側の薬師如来に近い方の腕を伸ばして、外側の腕を折り曲げている。この形を私は、内伸型左右対称形と名付けている。
 三尊形式は如来では、薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来等にあります。中でも、薬師如来や阿弥陀如来に多い形式です。三尊形式にもいろいろ変化がありますので、調べてみるのも面白い。今回のこれは全体では、薬師三尊内伸型左右対称形と呼ばれるものです。


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