仏像名

ふりがな やくしにょらいざぞう

薬師寺
制作年代

重文
平安時代

薬師如来坐像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造、
漆箔

樹 種

像 高

136cm

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 はじめに、仏像の写真を撮っても良いかどうかをお聞きしました。写真は撮っても好いとのことでした。ありがとう御座います。
 なお、私はブログを毎日更新していますが、そのブログへの掲載をお聞きしました。すると掲載はお断りしますという。誠に残念ですが、ブログへの写真掲載は止めて置きます。しかし、画像がありますので、毎月の「仏像観て歩き研究会」では、これ等を紹介させて頂きます。
 右手は肘をV字に折り指先を上にして、手の平を開き正面に向ける。施無畏印である。幾分薬指が前に出ているだろうか。
 左手は肘をL字に曲げ前に出し、吉祥坐に組上げた右足裏に手首を着け、手の平に薬壷を載せる。上を向けた手の平は、薬指を立てて薬壷が転ぶのを防いでいる。この左手の薬指を立てていることと、右手の薬指が幾分前にでていることとが、薬師如来を意識してのことと思うのは、私だけでしょうか。
 お顔の頬から顎に架けての金箔が剥落して地の漆塗りで黒ずんで観える。こんな中で唇に朱が一際目立って観える。
 何と艶めかしいことか。堂々たるお薬師様には不釣合いとも思いますが、それはそれ。

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