仏像名

ふりがな がっこうぼさつざぞう

覚園寺
制作年代

重文
室町時代

月光菩薩坐像

様 式

応永二十九年(1422)

俗称又
は愛称

製作材質

木造、古色、
玉眼

樹 種

像 高

149cm

製作者

朝祐作

安置場所

薬師堂

開扉期間

解 説

私 の 想

 右手は蓮華の茎の中ごろを持つ。脇を締めて肘をVの字に折り、手の平を正面に向けている。
 左手は手の平をふくらはぎに甲を着け茎の基を持つ。蓮華台に坐す。光背に飛天が飛び舞う。
 平成21年12月に第二十四回「仏像観て歩き」で訪問しました。その時には、次のように書いています。
 日光菩薩では、手の位置関係を吟味したが、こちらでは、足について考えます。薬師如来像に対して、内側の足を組上げて、外側の足は組上げずに前に投げ出している。
 月光菩薩像は右足を投げ出し、日光菩薩像は左足を投げ出している。これも中央の薬師如来に対して左右対称形である。それぞれの足の親指や、その他指先が蓮華台の上に観える。

月光菩薩坐像画像一覧
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日光菩薩と月光菩薩の比較表