古寺巡礼
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仏像名で寺を探す
仏像観て歩き 京都編1

名  称

ふりがな

ほうこんごういん

法金剛院

俗称又は愛称

京都市右京区花園扇野町49

最寄

JR山陰線
花園駅

開  祖

沿  革

 洛西、双丘の東南にこの法金剛院がある。もとこの寺は平安のはじめ右大臣清原夏野がその山荘を寺として双丘寺とし、天安二年(858) 文徳天皇が大伽藍を建て定額寺に列して天安寺とした。これを大治五年(1130) 鳥羽上皇の中宮待賢門院が復興して法金剛院としたものである。
 当時は西方極楽、弥陀浄土を欣求する信仰が盛んであった。それで苑池を中心として丈六の阿弥陀仏を祀る御堂が三棟も建てられ諸堂とともに壮観なものであった。
 庭園(名勝)は極楽浄土にならって、当時の石立の僧、林賢と静意が桜・菊・紅葉を中心とした美しい庭園作り西行法師はじめ多くの貴族たちの歌題になっている。
 鎌倉時代、円覚十万上人が出て、融通念仏(今の壬生狂言)をはじめて再興した、その頃に造立されたのが十一面観世音菩薩である。
「法金剛院」絵葉書より 2009年

私 の 想 

 平成21年10月に京都・滋賀「仏像観て歩き」を「仏像観て歩き研究会」の仲間と一緒に拝観旅行を行いました。その時が最初の訪問となりました。
 法金剛院には、是非行って見たい寺として、常々思っておりました。平等院、法界寺には、行っておりましたが、この寺には、今回が初めての訪問です。
 ここでも、阿弥陀堂と阿弥陀池が存在し、更に阿弥陀池には、蓮華の花が咲き極楽浄土を演出するというから、その時季にもう一度訪問したいものとおもいます。

法金剛院画像一覧その1 法金剛院の写真が楽しめます。
法金剛院花華一覧その1
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所蔵仏像
阿弥陀如来坐像
十一面観音坐像 僧形文殊菩薩坐像 地蔵菩薩立像
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