仏像名

ふりがな   はくこうしんりゅうぞう

高山寺
制作年代

    重文
鎌倉時代

白光神立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造、彩色
玉眼

樹 種

像 高

42cm

製作者

安置場所

開扉期間

解 説

高山寺縁起によると、善妙神、春日明神とともに嘉禄元年(1225)、禅法擁護の神として高山寺の鎮守に迎えられた男性神である。
 梵語で欝多羅迦神(うつたらかしん)、天竺の雪山の白を象徴する白彩色で、肉身も衣も台座まで統一する火焔輪光、蓮華座、透かし彫り金具、飾玉などで装厳し、あたかも仏像の如くである。
 男性的な威厳を示す顔つきの彫技も優れており、善妙神と同一作者と考えられる。
「特別展 鎌倉時代の彫刻」 東京国立博物館 1975年より

私 の 想 い

男性神でありながら、装飾品を身に着けている。動きの少ない禅宗の神様に相応しく、静かな中にも威厳の感じられる姿である。

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