仏像名 |
ふりがな ぜんみょうしんりゅうぞう |
高山寺 |
重文 |
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善妙神立像 |
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様 式 |
嘉禄元年(1225) | ||||||
俗称又は愛称 |
製作材質 |
木造、彩色 |
樹 種 |
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像 高 |
31cm |
製作者 |
安置場所 |
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開扉期間 |
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解 説 |
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高山寺は平安末期に、明恵上人が中興してから、真言と華厳とを兼ねる寺となった。従って、この寺には真言と華厳の双方に関係する遺品が伝わっているが、この善妙神像は華厳宗関係の遺品で、次のような悲恋物語のヒロインの彫像である。 |
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私 の 想 い |
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重箱を胸の前に捧げ持つ女神である。高僧を影で支えた女性をモデルにしているだけに優しい佇まいのお姿である。また、明恵上人が恋焦がれて独身を通し、女難を避けるために耳を切り落としたというだけに、色白の小さいながらも品のある美人像である。 しとやかに重箱を持って、高僧の義湘さんのところに食事を運ぶのだろうか。それとも神様へのお供え物なのだろうか。 |
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