仏像名

ふりがな  みょうえしょうにんざぞう

高山寺
制作年代

    重文
鎌倉時代

明恵上人坐像

様 式

俗称又は愛称

生 承安三年(1173)
歿 寛喜四年(1232)

製作材質

木造、彩色
玉眼  

樹 種

像 高

83cm

製作者

安置場所

開扉期間

解 説

高山寺の開山堂に秘蔵されるこの像は従来あまり人目に触れなかったものである。美男子と言われた上人の面影は、この像によってもうかがわれる。
 女難を恐れて切った右耳の一部もそのままに写されている。
「日本の美術 肖像彫刻」 至文堂 1967年より

私 の 想 い

美男子の宿命で自ら女難から逃れるべく、耳を切り落として醜男を装うが、目鼻は隠せず、以前にも増して美男になってしまった。
 肖像彫刻の傑作として、明恵上人を写しとっている。人柄の好さと穏やかさが滲みでた像である。万年青年的な若々しさも伝わる。

明恵上人坐像画像一覧その1
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明恵上人坐像
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