仏像名 |
ふりがな やくしにょらいざぞう |
高山寺 |
重文 |
||||
薬師如来坐像 |
|||||||
様 式 |
|||||||
俗称又 |
製作材質 |
木心乾漆造 |
樹 種 |
||||
像 高 |
73cm |
製作者 |
安置場所 |
||||
開扉期間 |
|||||||
解 説 |
|||||||
京都国立博物館に寄託 高山寺はもと高雄の神護寺の別院であったと伝えている。しかし、この薬師如来像は奈良末期に流行した木心乾漆像で、作風にもこの頃の特色が現れているので、神護寺の前身高雄山寺と並んで、古くからこの栂尾の地に高山寺があったと思われる。 高山寺に伝わる薬師三尊の本尊。端正な面貌・胸・腹部の穏健な肉取り、衣文線の流れなど全ての点で天平後期の特に東大寺派の手法を示す仏像である。 |
|||||||
私 の 想 い |
|||||||
京都国立博物館に寄託されているという。この薬師如来像の脇時の日光、月光両像は、珍しく半跏像であったようである。 本尊薬師如来は京都国立博物館にあり、日光菩薩半跏像は東京国立博物館にあり、月光菩薩半跏像は東京芸術大学にあるという。元々は一つ寺で過ごしていた三体が、長い歴史の中で翻弄されて、ばらばらに散逸してしまった。 |
|
||||||
|
||||||
|
||||||
|
||||||
|