仏像名

ふりがな  にっこうぼさつはんかぞう

高山寺
制作年代

    重文
奈良時代

日光菩薩半跏像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木心乾漆造

樹 種

像 高

56cm

製作者

安置場所

開扉期間

解 説

東京国立博物館に寄託
 薬師如来の右脇侍と伝えられるものであるが、早くから寺を出て今日では東京国立博物館の所蔵となっている。
 半跏像形式の日光・月光像はこの時代の後半期ごろかなり流行したものらしく奈良興福院の脇侍も同形である。
 天平後期共通の木心乾漆の構造であるが、躯幹は前後二枚の木を寄せ合せ、これを木心として乾漆を被せ、両腕は別木を着けている。この像は右腕を欠いている。
「仏像ガイド」 美術出版社 1968年より

私 の 想 い

 薬師三尊で日光、月光菩薩の脇侍が半跏像であるという。その内の日光菩薩像という。
立像の多い中で、半跏像は観る機会が少ない。阿弥陀如来の脇侍はいろいろな形の姿を観るのだが、薬師如来の脇時は立像が多い。しかも、蓮の花を持つのが定番である。

日光菩薩半跏像画像一覧その1
日光菩薩半跏像画像一覧その2
日光菩薩半跏像
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日光菩薩と月光菩薩の比較表