仏像名

ふりがな　みろくぶつざぞう

当麻寺
制作年代

国宝
飛鳥時代

弥勒仏坐像

様　式

俗称又は愛称

製作材質

塑造
漆箔

樹　種

像　高

２１９ｃｍ

製作者

安置場所

金堂

開扉期間

解　説

これまでの仏像彫刻は、銅像と木像に限られていたが、天智朝ごろから、中国の新技法も輸入された。塑造と呼ぶ、粘土で作られた弥勒像である。塑造と乾漆とは次の時代の天平時代に本格的流行を見た。
「日本の彫刻」　久野健編　吉川弘文館　１９６８年より

私 の 想 い

右手は脇を開けて、肘を折って前に出し、手首を返して指先を上にして、手の平を正面に向け、施無畏印である。
　左手は脇を締めて、肘を折り前に出して手の甲を左膝の上に乗せ、手の平を上に向けて特に印は結んでいない。偏袒右肩の衣装で左足前の降摩座に座る。