仏像名

ふりがな　もんじゅぼさつきしぞう

清凉寺
制作年代

国宝
平安時代

文殊菩薩騎獅像

様　式

俗称又は愛称

製作材質

木造
彩色

樹　種

像　高

１１０ｃｍ

製作者

安置場所

霊宝館

開扉期間

解　説

文殊像は、張り出た眼球、下膨れ気味の顔相と、我が国の仏像には、少ない特殊な表現です。�｢然（ちょうぜん）上人が宋国から帰国後、中国五台山の文殊像にならって造ったものとも言われます。
「霊宝館特別公開」案内より

私 の 想 い

右手は肘を折って右太腿に乗せて前に出し、剣を真直ぐ上に立てて持つ。左手は肘を折って前に出し、手の平に経巻を乗せる。
　四段の連弁の着いた蓮華台に座る。獅子の背には鐙として、踏割り蓮華の台座もあるが形だけである。
　獅子は堂々たる大きさで、大きく口を開けて威嚇する。男性的なお顔の文殊さんで賢そうだ。賢そうだで無く、賢いのだ。文殊さんは。