仏像名

ふりがな 11めんかんのんりゅうぞう

禅定寺
制作年代

重文
平安時代

十一面観音立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造
漆箔

樹 種

像 高

286cm

製作者

安置場所

収蔵庫

開扉期間

解 説

私 の 想 い

右手は下に下げて、肘を軽く折って手の平を上にして、中指、薬指を少しだけ立てる。左手は脇を締めて、肘を直角に曲げ前に出し、水瓶を持つ。水瓶には咲いた蓮華と葉が差してある。
 親指と中指で水瓶の差し口を摘まみ、薬指が中くらいに、人差指と小指は大きく跳ね上げている。中でも、薬指先のしなやかさに観とれてしまう。
 宝冠から垂れ下がるリボンが、両肩から両腕に添って下がり、先端のところまで綺麗に彫ってある。
 円形光背を背負って立つ。大きな十一面さんである。

十一面観音立像画像一覧その1
十一面観音立像画像一覧その2
十一面観音立像
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十一面観音像の考察