仏像名

ふりがな まこらりゅうぞう

新薬師寺
制作年代

国宝
奈良時代

摩虎羅立像

様 式

俗称又
は愛称

文化庁の指定は
同じ

製作材質

塑造
彩色

樹 種

像 高

166cm

製作者

安置場所

本堂

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 若武者が初陣において、夢中で戦って居る内に、一人の兵士を倒してしまった。彼は人が倒れ動かなくなってしまったということ、殺人ということ、戦争ということ、どれも頭では理解している積りでも、今こうして目の前で、しかも自分の手によって、そのことをしてしまった。
 今までは他人事のようにしか思えなかった殺人ということをしている。戦争で戦った話が実際に自分自身でやっている。どうして、自分が今ここに居るのだろうか。何故、ここに来てしまったのか。
 倒れた兵士に何の憎しみが有って殺したのか。自分自身で手を下して起きながら自分の意思ではない。意思を麻痺させ行動させるのが戦争だ。悄然と佇む少年兵士である。

十二神将・摩虎羅立像画像一覧その1
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十二神将・摩虎羅立像
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