仏像名

ふりがな やくしにょらいりゅうぞう

新薬師寺
制作年代

    重文
飛鳥〜奈良時代

薬師如来立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

銅造

樹 種

像 高

73cm

製作者

安置場所

開扉期間

解 説

 香薬師と呼ばれ信仰されていた仏像であるが、先年盗難にあい、未だに出て来ない。薄い布を通し、中の肉体が感じられるように造られている。顔はやはり童顔である。
「日本の彫刻」 久野健編 吉川弘文館 1968年より

私 の 想

 昭和16年盗難に遭い、現在のものは復元されたものである。盗難に遭ったと聞いて驚いた。仏様を盗む奴がいるのだから泥棒も度胸がある。
 千年の昔を代表し、その時代の人々の心を現代に伝える、貴重な文化遺産である。個人の宝として持つ事が好い事だろうか。しかもそれが盗んだものであって好いのだろうか。
「泥棒君、いや、君ばかりではない。お金持ちの諸君。国の宝として、国民の前に公開し千年の昔を忍ばしたまえ」
と言いたい。

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