仏像名

ふりがな にょいりんかんのはんかぞう

観心寺
制作年代

重文
平安時代

如意輪観音坐像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造
彩色

樹 種

像 高

57cm

製作者

安置場所

霊宝館

開扉期間

解 説

 本尊の試作と伝えられるが、秘仏本尊の前立ちとして彫刻された像。如意宝珠を持っためにこの名があり、祈願するものの煩悩を輪宝で打ち破り、如意宝珠によって福徳を与える尊である。
 六本の手があるのは六道で苦しむ衆生を救うため。秘仏本尊は弘法大師が国家の安康と衆生の厄除けのために彫刻された。
「観心寺霊宝館」より

私 の 想

 前立ちの如意輪観音も重文と言うのであるから、本尊が国宝と言うのも無理は無い。本尊の前に試作した作品と言われている。試作と云えども力作で、頬肉のぽってりとしたところは本当に良く似ている。少し小振りに造ってあるようだ。
 左手を伸ばして重心を支える手には、本尊ほどの力強さは無い。それにこの方は目をつむっている。

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