仏像名 |
せいたかどうじりゅうぞう |
峰定寺 制作年代 |
重文 平安時代 | |||
制咤迦童子立像 | ||||||
様 式 |
久寿元年(1154) | |||||
俗称又 は愛称 |
|
製作材質 |
木造、切金文様 彩色、玉眼 |
樹 種 |
| |
像 高 |
25cm |
製作者 |
|
安置場所 |
| |
|
開扉期間 |
| ||||
解 説 | ||||||
| ||||||
私
の 想 い | ||||||
右手は下に降ろして、如意棒を握って引いて構える。左手は肘を折って拳を握り、右胸前に構える。如意棒で打って出る構えである。 「矜羯羅。お前が言う通り」 と、悪人を懲らしめに向かう覚悟の姿勢を示している。 この不動三尊像を拝観する時の私の楽しみにしている事は、制咤迦童子がどんな姿でどんなお顔でヤンチャ坊主振りを発揮しているかの像であるかである。 その点この制咤迦童子像は遺憾なくヤンチャ振りを発揮している。矜羯羅童子の名案を引き継ぎ悪人を右手の如意棒で懲らしめようというのである。これ等を想像して拝観するのも「仏像観て歩き」の楽しみの一つである。 |
|
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
不動明王と二童子の比較表 |