仏像名

ふりがな こうもくてんりゅうぞう

宝城坊
制作年代

重文
鎌倉時代

広目天立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造、彩色、玉眼

樹 種

像 高

184cm

製作者

安置場所

宝殿

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 右手は脇を締めて下に降ろし、肘をくの字に曲げて前に出す。拳を握って戟を持っていたのであろう。しかし、この格好では戟ではなく、杖を持っているように見える。広目天で筆を持っていたとも考えられるが、筆にしても下の方であり、不自然な姿勢である。
 左手は脇を締め、肘を脇腹に着けて前に出す。握った手は、手の平を上に向けて、経巻を横に持っていると想像できる。
 両足はハの字に開いて、右足で邪鬼の左顔面を踏み込む。左足は四つばいの腰を踏む。横顔を正面に向けた邪鬼の顔が歪む。
 お顔は頬骨が出ている彫の深い美男子である。

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広目天立像
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