仏像名

ふりがな たもんてんりゅうぞう

宝城坊
制作年代

重文
鎌倉時代

多聞天立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造、彩色
玉眼

樹 種

像 高

187cm

製作者

安置場所

宝殿

開扉期間

解 説

私 の 想 い

 右手で多宝塔を捧げ持つ。ギッチョの多聞天である。一般的に右利きは右手に武器を持ち、左手に多宝塔を捧げることが多い。ところがこの方は反対で、左で武器の金剛杵を持ち、右手に多宝塔を捧げる。
 右手は脇を締めて、肘をVの字に折って、手の平を肩の高さで水平に前に出し、多宝塔を載せている。左手は脇を締めて、前に出し金剛杵を立てて握る。 右足を真直ぐ下に伸ばして、左足を斜め前に出した形の休めの体勢である。
 邪鬼も四つばいになって、顎の下に右手で支えて大人しい。大将が休めの体勢では、邪鬼も休めである。
 お顔もやさしい顔である。

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多聞天立像
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