仏像名

ふりがな しょうかんのんぼさつりゅうぞう

仁和寺
制作年代

国宝
平安時代

聖観音菩薩立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造
漆箔

樹 種

像 高

124cm

製作者

安置場所

霊宝殿

開扉期間

解 説

仁和四年(888)、に創建された仁和寺の阿弥陀三尊中の阿弥陀像と脇侍菩薩像で、創建当初の作と考えられる。その優しい顔付きや、穏やかな衣文の線は、間もなく藤原彫刻が生れて来る事を予言している様である。
「日本の彫刻」 久野健編 吉川弘文館 1968年より

私 の 想

向かって左側の聖観音さんである。右手は脇を開けずにそのまま肘を伸ばして下に降ろし、手の平を正面に特別な印相もせずに向けている。
 左手は脇を開けて肘をX字に折り、手首を返して指先を上にして、手の平を正面に向ける。印相は親指で中指を摘み、人差指、薬指、小指は伸ばして品好く立つ
 五段連弁の蓮華座に立つ。右足の膝が外側に膨らむ。澄ましたお顔で立っている。

聖観音立像画像一覧その1
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聖観音立像
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聖観音と勢至菩薩の比較