仏像名

ふりがな  きっしょうてんりゅうぞう

六波羅蜜寺
制作年代

重文
鎌倉時代

吉祥天立像

様 式

俗称又
は愛称

製作材質

木造
古色

樹 種

像 高

101cm

製作者

安置場所

宝物館

開扉期間

解 説

私 の 想

 頭に大きな飾りを着けた少し太めのお嬢様である。右手は肘を伸ばして下に降ろし、手の平を開いて控えめに構える。左手には宝珠を乗せる。前掛けのような服装に特徴がある。
 平成21年10月に京都・滋賀「仏像観て歩き」・副題「千手観音と十一面観音を訪ねる」と銘打って「仏像観て歩き研究会」の仲間と訪問しました。
 吉祥天像の私の中での楽しみ方は、お腹の前で結んでいる紐の結び方が、どんな風に結ばれているかということです。この方は、衣の紐は前で結んでいるが、端は出ていない。また、その上に前掛けを掛けていて、前掛けの紐は後ろに廻して結んでいるようです。
 一つ気になるのは、お腹のうえの衣の中の中味が、何であるかが気になります。何処かで頂いたお菓子が入っているのだろうか。それとも、何なのか。

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