仏像名

ふりがな じごくてんりゅうぞう

西大寺
制作年代

    重文
奈良時代

持国天立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

銅造

樹 種

像 高

224cm

製作者

安置場所

 四王堂

開扉期間

解 説

 この寺の根本本尊として造られた四天王像と踏鬼で、上の像が幾度かの火災で壊れてしまったのに、下の踏鬼はかなり焼けただれながらも良くその形態だけを保っている。
 やはり奈良時代の大きな気宇が良くうかがわれる。
「西大寺の文化」より

私 の 想 い

 邪鬼が仰向けに大きく横たわり、頭上を足で踏み上げられ、腹を右足で踏まれる。邪鬼は右足を伸ばし、左足は膝を曲げて踏ん張る。
 右手は肘を伸ばして、腹の前で腕を交差して、手の平を正面に向ける。左手は腹の前で右手の下で、経巻を握る。
 持国天立像で経巻を持つのは珍しい。大概は文武両道の広目天の十八番である。

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持国天立像
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四天王の考察