仏像名

きっしょうてんりゅうぞう

西大寺
制作年代

    重文
奈良時代

吉祥天立像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木心乾漆造彩色

樹 種

像 高

184cm

製作者

安置場所

 聚宝館

開扉期間

解 説

 もと四天堂に安置され、奈良時代の吉祥悔過会の本尊であった遺作。
「西大寺由緒」より

均整の取れた八頭身の美人像で堂々としている。

私 の 想 い

 女優の河内桃子さんに、似た感じの顔で福与かで、ぽっちゃりとした丸顔は、吉祥天にふさわしい。
 吉祥天といえば美人の像が多く、有名な像では浄瑠璃寺や東大寺三月堂の像がある。顔の平たい頬の広い方で、肩幅の広い女性である。堂々たる体躯の方である。
 右手は下に降ろして与願印、左手は肘を少し張って折り、前に出して、手の平に宝珠を載せている。
 胸元で腰紐を締めるが、腹も胸も変らない。太目の方であるようだ。

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吉祥天立像
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