仏像名 |
みろくぼさつりゅうぞう |
室生寺 |
重文 |
|||
弥勒菩薩立像 |
||||||
様 式 |
||||||
俗称又 |
製作材質 |
木造 |
樹 種 |
榧 |
||
像 高 |
95cm |
製作者 |
安置場所 |
弥勒堂 |
||
開扉期間 |
||||||
解 説 |
||||||
山岳仏教の霊地である室生寺に伝わるこの像は、山口の神福寺像に代表される渡来檀像を、我が国で模した彫刻と思われる。 弥勒堂の本尊で、須弥壇上の厨子内に安置されている檀像風の素木の小像である。檀像とは白檀などの香木で、仏像を刻んだものをいうが、白檀は日本に自生しない高価で細い材で、檀木に恵まれない我が国では天平時代以来、中国から請来された檀像に倣って木目の細かい良質の材で彫刻する例が多い。 |
||||||
私 の 想 い |
||||||
右手は体から少し離して、肘を伸ばして真直ぐ下に降ろし、腰の前下がりの飾りを親指と人差し指で挟む。右腕に沿って天衣が翻り、手首に絡まって足元のだ座に垂れ下がる。 |
|
|
|
弥勒・不空羂索の所在と制作年代 |