仏像名 |
しゃかにょらいりゅうぞう |
室生寺 |
国宝 |
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釈迦如来立像 |
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様 式 |
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俗称又 |
製作材質 |
木造 |
樹 種 |
榧 |
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像 高 |
237cm |
製作者 |
安置場所 |
金堂 |
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開扉期間 |
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解 説 |
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貞観時代の末期ないし、次の藤原初期頃になると、仏像は、次第に、その初期のものに見られた様な激しさはなくなり、体付きも顔も丸みが加わり、柔らかくなる。表情も優しい。 頭部から足元までを、榧の一材から彫り出した堂々たる平安初期の代表的な一木彫成像である。頭・体の均斉も整った量感あふれる荘重な像で、肉身は後に補修され漆のために黒くなり、衣は朱色でちょっと異様な感を与えるが、腹下にY字型にためる衣文は漣波式ないしは複翻波式と言われる特有な彫法によるもので、室生寺様と呼ばれている。 |
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私 の 想 い |
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右手は脇を締めて肘を折り、前に出し手首を返して、手の平を正面に向け施無畏印である。手の平の大きなところは釈迦如来様らしい。 |
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