仏像名 |
しゃかにょらいざぞう |
室生寺 |
国宝 |
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釈迦如来坐像 |
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様 式 |
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俗称又 |
製作材質 |
木造 |
樹 種 |
ヒノキ |
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像 高 |
105cm |
製作者 |
安置場所 |
弥勒堂 |
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開扉期間 |
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解 説 |
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檜の一木で彫成した、高さ1m余りの等身像ではあるが、真に堂々たる偉丈夫の趣がある。端正な顔容は、知的な美しさがみなぎり、リズミカルな翻波式の衣文は、一際美事な彫刻の美を表わしている。 室生寺弥勒堂に客仏として安置されているのが、この釈迦如来像である。この像は、全く文献的伝来を欠いているが、貞観時代に流行した一木彫で、翻波式の美しい衣文を有していることや、室生寺の寺史から考え、史家により、貞観末期と考えられている。 堂内の脇の壇に客仏として安置されているが、我が国の平安時代前期彫刻の白眉とも言える有名な仏像である。 |
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私 の 想 い |
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弥勒堂で向かって、右側の部屋に安置されている。薄暗い部屋で静かに坐っておられる。お釈迦様が本尊でなく、脇侍で国宝である。 |
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