仏像名

ふりがな  こんごうさつたぼさつざぞう

教王護国寺
制作年代

国宝
平安時代

金剛薩た菩薩坐像

様 式

俗称又は愛称

製作材質

木造
漆箔

樹 種

像 高

96cm

製作者

安置場所

講堂

開扉期間

解 説

私 の 想 い

東方の段の菩薩部、東北隅に座る。右手は脇を開けて肘を折って、三鈷杵を握って胸の前で手首を内に捻って、甲を胸に着ける。
 左手も脇を開けて肘を折って、三鈷鈴を握る。握った三鈷鈴と拳を左太腿に置く。左の肘に力が入る。
 五段に重ねた蓮弁の蓮華座に座る。宝冠から下がるリボンが両耳の後ろから肩に、そして胸に波打って落ちる。 臂釧、腕釧を締める。
「どうだ、この格好は」
という。
「どうも普段、その格好は見た事ありませんね」
「今回がはじめてだよ。両手に別々の仏具を持つのも」
と言ったかどうか。

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金剛薩垂菩薩坐像
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特殊名称の観音菩薩像