仏像名 |
にっこうぼさつりゅうぞう |
醍醐寺 制作年代 |
国宝 平安時代 |
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日光菩薩立像 |
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様 式 |
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俗称又 は愛称 |
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製作材質 |
木造 漆箔 |
樹 種 |
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像 高 |
120cm |
製作者 |
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安置場所 |
霊宝館 |
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開扉期間 |
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解 説 |
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醍醐寺は貞観十六年(874)ころ、僧聖宝が草創したと伝えられ、のち、醍醐天皇が深く信仰を寄せられ、延喜七年(907)勅願寺となり、薬師堂が造建された。薬師三尊像は、この延喜の薬師堂本尊として祀られたと考えられている。 三体共一木造・漆箔。薬師如来像の威厳のある顔付き、どっしりした体付きは貞観時代の遺風であるが、膝張が広く、翻波式衣文の鋭さが薄れた点には十世紀の好みもうかがわれる。 左右脇侍の日光菩薩・月光菩薩も、九世紀の仁和寺阿弥陀三尊の脇侍に近い模範が求められるが、やや細身になり、二十数年の差が表われている。十世紀に真言道場として大きな勢力を築いて行った醍醐寺の中でも、極く初期に属するこの三尊像に前代の特色の著しい事は当然である。 「仏像ガイド」 美術出版社 1968年より |
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私
の 想 い |
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右手は肘を折って右胸の前で、蓮華の茎を持つ。親指と中指で茎の中ほどを摘んで持つ。人差指、薬指、小指は伸ばしている。 左手は真直ぐ伸ばして、茎の元を手の平で押さえる。左足を少し浮かした感じで、半足ほど前に出す。太腿が大きく立派である。 本尊と同様に蓮華台に立つ。 |
日光菩薩立像1画像一覧 |
日光菩薩立像1 |
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